TBSの日曜劇場で長谷川博巳さん主演のドラマ「アンチヒーロー」。
長谷川博巳さんの、たとえ人を傷つける残酷な罪があっても無罪にするようなダークな弁護士役がアンチヒーローの見どころ。
悪人が善人に、善人が悪人になってしまう、驚きとスピーディなドラマの展開に目が離せなくなってしまう演出って気になりますね。
物語が逆転していく展開にすでに引き込まれてしまう人が続出。
ハラハラさせる物語を書く脚本家は誰なのでしょう?
また、このお話は原作に基づかれて書かれているのでしょうか。
この記事ではアンチヒーローの原作はあるのか?
また脚本家についてやドラマの演出のこだわりについて迫りたいと思います!
すごい展開でいっきに見っちゃった!
面白~い!ラストシーン衝撃だね!ドキドキがとまらない。
無罪にしちゃったよ!
- 放送局 : TBS系列
- 放送時間 : 毎週日曜日21:00~
- 出演者: 長谷川博巳、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃ほか。
- 公式サイト:HP、X、インスタグラム、TikTok
ここからはネタバレも含まれますので、未視聴の方はご注意ください。
アンチヒーロードラマに原作ある?
ドラマ「アンチヒーロー」に原作はありません。
完全なるオリジナルストーリーなのです。
昨年放送された日曜劇場ドラマ「VIVANT」も同じくオリジナルストーリーで話題となりましたね。
壮大なスケールと驚愕の展開で毎話注目されました。
ところどころに付線が張られてそうで見過ごせませんね!
今回のアンチヒーローも原作がない分、物語の展開は全くつかめず毎話楽しみが盛りだくさんになりそうですね!
アンチヒーローには同名の漫画がありますが、こちらは今回のドラマとは関係ありません。
アンチヒーローのドラマ脚本家は誰?
山本奈奈さん、李正美さん、宮本勇人さん、福田哲平さんの4人がアンチヒーローの脚本家です。
4人の共作となっているようですね。
まず全体のストーリーを作って、それから1、2話を全員で練って、3、4、5話は担当制。
そしてまた全員で練ってから一人が全体のセリフの統一感をはかって行く作業なのだそう。
4人で作るメリットは
- アイデアの枯渇を防げる
- フォーマットを固定しない
以上の2点からストーリーを飽きさせない、マンネリ化させないことを目指せます。
何人も脚本家がいるとなると偏らずにストーリーに厚みが出ますよね!
第1、2話は明墨弁護士や他の出演者のキャラクター紹介的な部分を紹介しながらの進行。
3話以降からがきっと4人の脚本家の腕の見せ所で、チームで作る真骨頂になっていくのでは?
ではお一人ずつ脚本家をご紹介します。
アンチヒーローのドラマ脚本家:山本奈奈
4人の脚本家のうち、メインでライターを務めるのは山本奈奈さんです。
メインライターとしては今回が初の地上波連続ドラマとなります!
力の入る作品になるでしょう。
・ドラゴン桜(2021年)
第6話を李正美さんと共同脚本。第9話のみ単独脚本。
・監察医朝顔2022スペシャル(2022年)
鈴木薫さんと共同脚本。
・VIVANT(2023年)
第3、6、9話が八津弘幸さんとの共同脚本。
最終話を八津弘幸さん、李正美さん、宮本勇人さんとの共同脚本。
アンチヒーローのドラマ脚本家:李正美
主にTBS制作のテレビドラマ脚本を担当しています。
・半沢直樹第2シリーズ(2020年)
・ドラゴン桜2(2021年)
・VIVANT(2023年)
アンチヒーローのドラマ脚本家:宮本勇人
主にテレビドラマや舞台の脚本や演出をしています。
・高嶺のハナさん(2021年)
・高嶺のハナさん2(2022年)
・VIVANT(2023年)
アンチヒーローのドラマ脚本家:福田哲平
テレビドラマ、映画、舞台やウェブなど幅広く脚本家として活躍されています。
・恋する母たち(2020年)
・大病院占拠(2023年)
・新空港占拠(2024年)
ご紹介した4人のうち、山本奈奈さん、李正美さん、宮本勇人さんの3人が「VIVANT」の脚本をやっていたことからアンチヒーローが面白くなる要素はすでに揃っているということですね!
脚本4人がかりなんだね。4人分の知識と才能の集合だね!
脚本家さん4人で描いてるの?すごい!びっくりした!
アンチヒーロードラマ演出のこだわりは?
プロデューサーである飯田和孝さんの演出に込めた思いやこだわりがいろいろあるようです。
大きくは「世の中に蔓延っている毒を表現したい」ということ。
ここを軸にして物語の演出が咲いて行くのでしょう。
明墨弁護士のセリフ、雨、スローカット、明墨&赤峰のシーン、どれもやりたいこと全部詰まっているそうですよ!
アンチヒーロードラマ演出のこだわり①赤峰弁護士の雨シーン
第2話での赤峰くんが雨の中を緋山に近づいていくシーン。
「教場」で土砂降りの夜に犯人に刺されたシーンを思い浮かべた人も多かったでしょう。
私もです!
実はあのシーンは皆さんが思うように、赤峰くんには雨をということだったそう。
「教場」で刺されたシーンを思い出すことを想定して作られたとは・・・・
まんまと演出の思惑にはまってしまったということですね。
アンチヒーロードラマ演出のこだわり②明墨と赤峰の事務所シーン
第2話のラスト明墨弁護士と赤峰くんとの事務所のシーン。
どうしてもあの緋山との雨のシーンを撮ってからの撮影にしたかったそう。
その間1か月ほどあったらしいですが、撮影を延期してまで赤峰くんの感情を乗せたかったというこだわりがあったんですね!
アンチヒーロードラマ演出のこだわり③PR方法
ドラマが始まる前は数名の役者さんの名前と簡単なドラマ内容のみで、役名を始めあまり情報は発表はなしでした。
こういった事前情報を明かさないPR法は昨年話題になったドラマ「VIVANT」と似ていますね。
実は制作陣がVIVANTと重なっているのです。
アンチヒーロードラマ演出のこだわり④エピソードごとのタイトルが2文字縛り
エピソード1が「接点」。
エピソード2が「拒絶」。
このようにエピソードごとのサブタイトルが漢字2文字で構成されていくようですね。
次回以降も気になります~。
他にも第2話で紫ノ宮さんがカッコ良くバイクに乗ってるシーンのイメージはドラゴンボールのランチなんだそうです。
皆さん、想像出来ましたか?
明墨弁護士のセリフ、雨、スローカット、明墨&赤峰のシーン、どれも演出としてやりたいこと全部詰まっているそうです!
法廷シーンは圧巻だよね!
脚本も俳優陣も音楽もカメラも演出もすべて最高!
脚本と演出のかみ合いが抜群だと思う!
まとめ
ドラマ「アンチヒーロー」の原作についてや脚本家と演出のこだわりについてご紹介しました。
原作はない。完全オリジナルストーリー。
脚本家は4人の共作となっている。
・山本奈奈さん
・李正美さん
・宮本勇人さん
・福田哲平さん
〇 ドラマ演出のこだわりは世の中に蔓延っている毒を表現したいとのこと。
〇 要所にこだわりが散りばめられているので今後の展開が楽しみである
明墨弁護士の戦い、明墨に翻弄される赤峰くん、紫ノ宮さんの運命が変わり始める・・・?
法廷で明墨が時折見せる笑みにゾゾ~とするけど演技に引き込まれてしまいますね。
野村萬斎さんとの対峙もこれから見られるのでしょうか。
どんな演出が散りばめられるのか期待でいっぱいです。
今後日曜午後9時が楽しみですね!